昭和元禄落語心中・第3話では、運命の女性みよ吉が登場!
菊比古は先代八雲師匠にみよ吉を紹介してもらい、ここからおつきあいが始まります。
みよ吉をめぐっての三角関係。
これを無くして昭和元禄落語心中は語れません。
昭和元禄落語心中・第3話の見どころ
助六と菊比古の落語とみよ吉との関係性
第3話の見どころとしては、ぐんぐん勢いをつける助六と、なかなか波に乗れない菊比古。
性格も育ちも正反対の助六と菊比古。
それどころか落語の世界でも正反対。
同じ部屋に暮らしていながら、遊びまわりながらも落語をどんどん覚えて人気もうなぎのぼりの助六。
働きながら生活費を稼いでいるため、落語の練習もできず焦れったい日々を過ごす菊比古。
助六の才能に嫉妬しながら、羨望のまなざしを向けている菊比古。
そんな菊比古の気持ちに寄り添いながら見るのもよし。
落語が好きでたまらなく何ごとも順調な助六。
しかし心惹かれているみよ吉は菊比古にベタ惚れ。
そんな助六の気持ちをおしはかりながら見るのもよし。
落語だけでなく2人の心情を察しながら見ると面白いですよ。
菊比古とうとう自分の落語を見つける!
菊比古は以前から助六に「艶話」「廓話」をやってみたらいいと言われていました。
その中の演目「品川心中」
これは、菊比古の顔がグッと変わった演目。
演目に出てくる「お染さん」のセリフを言うときの菊比古の表情や話し方。
これの色っぽさと言ったら…
今まで菊比古の落語では退屈顔をしていたお客さんも、この時ばかりはみんな大笑い。
菊比古はここで自信をつけます。
「これだ!これが私が求めていた落語だ!」
表情や仕草にそれが現れます。
今回は演技だとわかっていても引き込まれてしまいました。
岡田将生さんの色っぽさ。
これは言い表せません
ここでも自信をつけながらも色っぽい岡田将生さんを堪能してください(笑)
助六と菊比古の変わらぬ兄弟愛
助六はいまだに菊比古のことを「ぼん」と呼びます。
助六はやっぱり菊比古の兄弟子なんです。
菊比古はいつまでも「入門した日に泣いていたあの日のぼん」そのままなんです。
優しさと愛情のある呼び方です。
来週は菊比古・助六・みよ吉の三角関係に亀裂が???
第4話の放送は11月2日(金)22時からです。
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